Excel基本操作、ブック、シート、行、列、セル操作編です。
新規ブックや新規シートの作成、行挿入、行削除、列挿入、列削除など、Excel操作に少し慣れている方であれば簡単に使用できます。
元々は他のエンジニアやプログラマーのマネだったり、「こんな使い方ないかなぁ~」なんて調べて見つけたものですが、もし使えそうな操作があったら、ぜひ覚えてください。
ブック操作編
「Ctrl + N」で、新規ブック作成
「Ctrl + N」では、新規 Excel ブックを作成します。
既に Excel を開いている必要がありますが、ちょっとメモを取りたい時とか、一時的に保存しておきたいときなどに使っています。
例えば、表や画像など、元の状態を残したままで新しいブックにコピー & ペーストし、加工してから上書きすることで加工に失敗した時の保険にしています。
「Ctrl + W」でブックを閉じる
「Ctrl + W」で現在表示している Excel ブックを閉じます。
編集途中の場合は保存確認のダイアログが表示されるので、間違って押しても大丈夫です。
シート操作編
「Shift + F11」で新規シート追加
「Shift + F11」で新規 Excel シートを追加します。
追加場所は現在選択しているシートの右側となります。
「Ctrl + Page Up (Page Down)」でエクセルシート切り替え
「Ctrl + Page Up」、「Ctrl + Page Down」は、エクセルシートの表示を切り替えます。
マウスクリックでシートを切り替えるより、はるかに速いので是非覚えてください。
※ Page Up、Page Down は、PgUp、PgDn など短縮表記されている場合があります。
ポイント
使用しているパソコンのキー配列によっては慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
私が使用しているノートパソコンでは、「Page Up」、「Page Down」が一番右上に配置されているので少し使いづらかったりします・・・。
それでも慣れればマウス操作よりは早く切り替えられます。
その後
ワイヤレスキーボードを購入したので少し使いやすくなりました。(2022年 7月購入)
行列セル操作編
「Ctrl + -」で、行、列、セルの削除
「Ctrl + –」 (Ctrl を押しながら – ボタン) を使うと行、列、セルを削除します。
行や列を選択しているときに使うと、選択されている行、または列を丸ごと削除します。
また、セル (複数セルも可) を選択しているときに「Ctrl + –」を使うと、削除用の選択ダイアログが表示され「セルを左に移動」、「セルを上に移動」、「すべての行」、「すべての列」の中から選択して削除します。
よく使う用途としては、データ入力や文章を書いているとき、複数行が丸ごと要らなくなったときに使います。
セル削除の方が使用頻度は少ないです。
「Ctrl + +」で、行、列、セルの挿入
「Ctrl + +」(わかりづらいですが、Ctrl を押しながら + ボタンです) を使うと行、列、セルを追加します。
+ ボタンは、テンキーがない場合は「Shift + ; (セミコロン)」なので、「Ctrl + Shift + ;」となりますが、慣れれば意外と簡単に使えます。(使い方は 「Ctrl + –」 と同じ)
表作成中で、間に行を挿入したいときによく使っています。
ひとつ上の行の書式が引き継がれるようなので、書式が気になる場合などは、書式が設定されている行を「コピー & 行挿入」しています。
「Ctrl + –」と同じで、セル挿入にはあまり使いません。
おまけ
「F4」で、直前の操作をコピー
Excel 上での「F4」キーには 2つの機能があるのですが、ここでは直前の操作をコピーする方法を説明します。
例えば、上で説明した「Ctrl + –」で 1行削除した後、他の行を選択して「F4」を押すと選択した行が削除されます。
すべての操作を繰り返すことはできないようですが、行挿入や行削除、セルの書式設定などは繰り返し実行してくれるようなので、使う頻度はかなり多いです。
セル色や文字色を変えた後に、同じように変更したいセルに移動して「F4」すると面倒なマウスクリック作業が軽減されます。
まとめ
Excel基本操作、ブック、シート、行列セル操作編でした。
行挿入、行削除は右クリックで操作するよりはるかに速く、1日のうちに何十回も使用しています。
マウスで Excel 操作方法を覚えたら、ショートカットキーにも手を出してみると効率良く作業できるようになります。