マクロは気になるけど VBA と聞くと尻込みしてしまうという人は多いと思います。
VBA (アルファベット 3文字) を見るだけでページを閉じてしまうのはもったいないので、少しでも気になる場合はサラッとこの記事を読んでください。
VBA はとても簡単なプログラミング言語です。
上記を頭の片隅に置いて記事をご覧ください。
「マクロの使い方・作り方」と「VBA でマクロを編集」の記事リンクは目次からどうぞ。
マクロと VBA の違い
まず結論から言うと、マクロと VBA の違いは「機能とプログラミング言語の違い」です。
マクロは、ユーザーの操作を記録して同じ操作を実行する機能で、VBA はマクロを動かすプログラミング言語です。
マクロ
マウスやキーボードの操作だけで使える機能
VBA
プログラミングルールに則って記述するプログラミング言語
マクロと VBA の関係性
マクロと VBA が良く比べられる理由としては、マクロと VBA がとても密接に関係しているからです。
「マクロの記録」で記録した操作は、VBA というプログラミング言語で書かれたプログラミングとして自動生成されます。
また、VBA で作成・編集したプログラミングコードを使用してマクロが実行されます。
つまり
マクロを使う = VBA で作成されたプログラミングを使う
ということになります。
プログラミングと聞くと難しく感じますが、
「セルに 1文字入力するだけのマクロも、VBA というプログラミング言語で書いてある」
ので、プログラミングを勉強するうえで「マクロを使った VBA」はとても簡単に学習できます。
ひとつひとつの操作が記録でき、記録したプログラミングを確認できることは他のプログラミング言語ではあまり見かけないものです。
マクロを勉強することで、プログラミング言語の勉強になるので一度で二度おいしい?勉強方法になります。
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マクロの使い方・作り方
マクロは、エクセルに搭載された機能で「ユーザーの操作を記録して同じ処理を実行できる機能」です。
一度記録した操作であれば何度でも繰り返し実行することができます。
マクロの使い方・作り方は別の記事で作成しましたので以下をご覧ください。
初めての人でもなるべくわかりやすく使えるような内容ですので、すでに使いこなしている人には不要です。
VBA でマクロを編集
VBA (Visual Basic for Applications) はプログラミング言語であり、マクロの操作記録を編集することができます。
マクロの記録で記録した内容をすぐに確認、編集できるのでプログラミング学習に最適です。
VBA でマクロを編集する方法は以下の記事を参照
こちらも初心者向けにわかりやすく作成したつもりです。
まとめ
マクロと VBA の違いでした。
マクロは機能、VBA はプログラミング言語で、マクロを作ると VBA のプログラミングができるので操作、確認がとても簡単です。
インターネット上を探せばいろいろな情報があふれていますし、書籍も発売されています。
以前の記事でもプログラミング学習のおすすめとしてエクセルを紹介しています。
VBA と聞いて尻込みせず、プログラミングしてみてください。